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遊戯王といえば、世界大会が開催されるほどの人気を博しているカードゲームです。
遊戯王の対戦は「デュエル」と呼ばれ、デュエルをする人のことは「デュエリスト」と呼ばれます。

現在、テレビ東京系列で放送中の「遊戯王5D's」のOP前のアバンタイトルにおいて、
以下のようなナレーションが入ります。

ライディング・デュエル・・・それはスピードの世界で進化したデュエル。
そこに命を懸ける伝説の痣を持つ者たちを、人々は5D'sと呼んだ。

遊戯王5D's OP『BELIEVE IN NEXUS』



番組の内容的には、「人々は5D'sと呼んだ」ではなく「シグナーと呼んだ」が正しいのですが、
今回取り上げるのはそんなことではなく、
なぜ「スピードの世界で進化したデュエル」が現れたのか。
そもそもデュエルを進化させる必要はあったのか。
という誰もが気になる点を考えていきたいと思います。




まず前提となる「ライディング・デュエル」(以下RD)について。
5D'sを知らない方のためにも、予めRDについて解説します。

・バイクに乗る
 5D's一番の謎。
 基本的に、Dホイールと呼ばれるバイクに乗らなければRDはできません。
 「デュエル・ボード」と呼ばれるスケートボードに乗って行うRDもありますが、
 これが行われた回数は一度だけであり、今後行われるのかどうかすら疑問です。

・専用フィールド魔法『スピード・ワールド』『スピード・ワールド2』
 RD専用のフィールド魔法で、これをかき消してフィールド魔法を発動することはできず、
 RD専用の魔法カード「Sp(スピードスペル)」以外の魔法を使用した場合、
 2000ポイントものダメージを受ける鬼畜仕様フィールド魔法です。
 アニメではライフポイントは4000のため、下手に魔法を使えば大打撃。

・クリア・マインド
 スピードの限界を超え、風を感じることで辿りつける境地です。
 クリア・マインドの境地に辿りつくことで、
 シンクロモンスター同士のシンクロである「アクセル・シンクロ」が可能となり、
 アクセル・シンクロ時にはデュエリストはDホイールごと消えます。

といったように、これまでの遊戯王の設定をぶっ壊すようなレベルの設定です。
「風を感じる」なんて遊戯王で出てくる現象ではありません。


ここで本題に戻りましょう。
なぜデュエルはRDという形に進化してしまったのでしょう。


まず、販売戦略という形で遊戯王を捉えた場合。
原作に準拠したアニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」が終了した時点で、
アニメ「遊戯王」シリーズの継続は「オフィシャルカードゲームの販売宣伝」となりました。

デュエルモンスターズの後に放送されたのは「遊戯王デュエルモンスターズGX」です。
学生ではあったものの学園とはかけ離れていた前作とは違い、
「デュエルアカデミア」を舞台とした学園での出来事を中心としたストーリーとなりました。

途中で異世界に行ったりモンスターと融合したり、
挙句の果てにレーザー衛星ヘリから飛び降りる外国人が登場し、
喋る二足歩行イルカ裸で走り回る生徒まで登場しましたが、
本筋としてのストーリーは学園モノでした。

GX放送中もブースターパックやストラクチャーデッキは発売され続け、
劇中で登場したカードを中心としたブースターパックが発売されました。
中には当時や現在の環境に大きく影響を及ぼすほどのカードも登場。
『N・グラン・モール』や『サイバー・ドラゴン』はその最たる例です。
------------------------------
GXに引き続いて放送されたのが、現在放送中の「遊戯王5D's」。
GXのような通常のスタンディング・デュエルもありますが、
劇中のデュエルはライディング・デュエルが中心となっています。

主要キャラのデュエルの大半がライディング・デュエルのため、
使用する魔法カードの大半が「Sp(スピードスペル)」となってしまい、
「Sp」以外の魔法カードが使用される回数は非常に少ないです。
「デュエリストパック クロウ編」がジャック編に先駆けて発売されるのは、
少なからずそういう理由もあるかと思われます。

魔法カードの販売戦略としては少々残念な結果になりつつある5D'sですが、
『ワン・フォー・ワン』のような優秀な魔法カードも登場しました。
モンスターでは「BF(ブラックフェザー)」シリーズの台頭があり、
『ゴヨウ・ガーディアン』や『ブラック・ローズ・ドラゴン』などの強力なシンクロモンスターも登場、
『スターライト・ロード』や『トラップ・スタン』などのトラップカードもあります。


続いて、「デュエルのマンネリ化」を考えた場合。
GX以降、デュエルは1~3週につき1度のデュエルが放送されることとなり、
デュエルモンスターズのころから比べると、デュエルの回数は大幅に増加しました。
前述の「販売戦略」を考えるならば、この判断は間違いではありません。

ただ、毎週毎週デュエルを繰り広げていたのではマンネリ化も危惧されます。
GXはキャラ設定や専用カードの台頭で上手く乗り切った感がありますが、
あまり専用カードが見られない5D'sではマンネリ化となり得ます。
それを打開するため、ライディング・デュエルを導入したのではないでしょうか。

しかし、ライディング・デュエルの導入によって本来の販売戦略から外れてしまう可能性もあり、
そういった意味ではある意味挑戦的な設定だとは思います。
結果的にモンスターを中心とした活躍によって、販売に関する問題は特にないと思います。


ということでライディング・デュエルの成り立ちについて考察していきましたが、
決してレースゲームを作るために実装したデュエルシステムではないと思います。
中心となるのはやはり販売戦略の問題になると思われますが、
『スピード・ワールド』『スピード・ワールド2』「Sp」の実装が成しえない以上、
ライディング・デュエルがどこまで販売戦略になり得るのかは未知数です。

ただ、これだけは言えます。
クリア・マインドの設定は必要ないんじゃないですか。
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コメント

お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな
---------- 名無しさん [ 編集] URL . 11/25, 11:32 -----

>名無しさん
やけに昔の記事に挑戦的なコメントをいただき、ありがとうございます。

5D's放送終了から数年経ちましたが、
今となっては自分も5D'sが一番好きな遊戯王シリーズになりました。

今でもなぜバイクに乗り出したのかは疑問点ですが、
結果的に5D'sも人気作となったので、結果オーライだと思われます。
---------- 内藤 [ 編集] URL . 11/25, 19:57 -----
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